人前で話すコツ。台本ありの場合。
どもども。
ひとみんです( ´ ▽ ` )ノ
話し方講座、思いの外反響があったので、
ちょびっとその件に触れてみる。
【今回のご相談内容】
人前で話すのが苦手な方より。
100人規模の集まりでの司会をすることになったが、
どうしていいかわからない。
本人と私ともう1人(オブザーバー)で講座開催。
最初は、2人の前で読むだけでも、大変。
つっかえるし、途中でどこ読んでるかわからなくなったり。
これをどこまでレベルアップさせるか?
今回は、本番まで1週間だったから、
声を明るくするとか、滑舌をよくすること、
視線の配り方などは諦めて、
正しく読めること、聞き取りやすく読めること、
ここに絞ってトレーニングしたよ。
【レクチャーしたこと】
①台本は、見やすいように加工すべし
今回の台本は、横書き。
日本は縦書きの文化だからか、
多くの人は、横の視野がそんなに広くない。
改行が文章の途中の変なところで入っていると、
次の行に視線を移動させるときに、
どこを見ていいかわからなくなっちゃうのよ。
1行あたり10〜15センチくらいの幅、
行全体が視野に入るくらいに加工するとよいです。
改行も、文章の途中ではなく、キリのいいところでね。
この文章の体裁を、参考にしてみて〜。
②これでもかっていうくらい、ゆっくりしゃべるべし
緊張するとどうしても早くなるので、
練習ではひたすらゆっくり話すことを意識してね。
本番ではイヤでも早くなるので、練習はどこまでもゆっくり!!
③速度を一定にすべし
「ありがとうございます」とか、自分の名前は、
普段から言い慣れているため、特に早口になりがち。
まずは、一定の速度で話してみてね。
今回の案件は定例会の司会なので、
抑揚や緩急は、そんな気にしなくてヨシ。
④姿勢を正し、口角あげて、口をしっかり開くべし
これだけで、声の出方が変わるの。
声の質も、明るくなるよ〜。
ボソボソ喋る方言の地域の方って、
寒いからあんまり口を開けないんだって。
録音して聴き比べてみるとわかるから、やってみて〜。
⑤あとはひたすら練習あるのみ
練習のときも、録音して、聞き直して、
1回ずつ課題抽出をするといいかな。
そのときに注意したいのは、
「できた点、よかった点もセットで見つけること」。
多くの方は、ダメだったことばかりに目がいくため、
どんどんできない自分がイヤになっちゃう。
必ず、「できた点・よかった点」も見つけてね。
自信がつき、よりよい本番を迎えることができるハズ!!
とまぁ、こんな感じかなぁ。
まだ他にもあるのですが、基礎編としてはこのくらいだな。
今回は、
最初に「人前で話すのが苦手な理由」をお聴きして、
問題意識の確認をしたあと、
「録音して聞き直してフィードバック」を1セットとして、
3セット繰り返し練習したよ。
マンツーマンだと、しっかり時間がかけられるのがいいね。