所持金0円で、名古屋から札幌までたどり着いた話。
先日、札幌に出張で行ってきたんだけども。
その時ですね。
自宅にお財布を忘れて出発した。
気付いたのは、セントレアに向かう名鉄(私鉄)に乗ってる途中。
マナカでピッて改札入って、
残高的にちょびっと追い金いるなと思って、
お財布を探したら入ってなかったの。
最初、スマホもカバンに入ってなくて、
あらってなったけど、
ルーターあるし、パソコンあるから、
最悪現地の知人との連絡はとれることを確認。
で、コートのポケット探したらスマホ出てきたー。
とりあえず、現地の知人に「財布ないかも」と連絡。
取りに戻る時間はない。
お約束があったから、飛行機の変更はありえない。
セントレア着いたら、荷物を広げられるところで全部出して、
もう一度、お財布があるか確認するとして、
考えることは、札幌駅までどうやってたどり着くかということ。
知人と合流してしまえば、なんとでもなる。
思考を整理するために、Facebookに現状を投稿。
こーゆーのって、慌てたら終わりなので、
状況を整理&客観視するために、書き出す。
書いてるうちに笑えてきたよ〜。
そしたら、簡単だった。
越えなければならない壁はたったの2つ。
新千歳駅で、改札に入ること。
幸い、航空券はスマホで確認するから、飛行機は乗れる。
新幹線だったらアウトなので、飛行機でよかった。
セントレアの駅について、駅員さんに事情を説明したの。
「お財布忘れたから、帰りに払います」って。
帰りは何時頃ですか?
4日後です。
え?
みたいなやりとりはあったものの、
名前やら連絡先やら書いて提出して、
改札を無事出してもらうことに成功。
飛行機はスムーズに乗り降り新千歳到着。
その頃には、現地の知人からの返信が来てて、
札幌駅までお金持って迎えに来てくれるとのこと。
JRの新千歳駅で、改札に入れて欲しいと懇願。
名古屋から来たこと、お財布を忘れてきたこと、
もちろんクレカもないこと、知人が札幌駅までお金を持ってきてくれること、
全てお伝え。
最初は、「札幌駅で支払いが確認できてから」と言われたけれど、
「約束があるから困る」ことを伝えたところ、
対応してくれてた駅員さんが走ってどこかへ消える。
どうやら駅長判断案件だったようで、
名前、携帯番号、来てくれる知人の連絡先を提出し、
改札を入れてもらうことに成功。
札幌駅で、無事、知人と合流し、
お金もらって、駅員さんにお支払いして、
改札を脱出。
いつもは、「何か足りない時は買えばいい」って思ってて、
財布の所在だけは絶対確認してからおうち出るんだけど、
今回は、それを忘れたのであります。
理由のひとつとしては、前日、お世話になってる方の結婚式があって、
いつもと違うカバンにお財布を入れ替えたこと。
もうひとつは、準備がギリギリだったこと。
まぁ、そんな敗因もありつつ、
きちんとたどり着けて、
約束に穴を開けずにすんだのは、
「絶対行く」って、決めてたから。
結果を決めてると、
「それを達成するためにどうするか、どう動くか」に、意識が向くから、
「行けなかったらどうしよう」とか、ない。
よく言う、「思考は現実化する」とか、
「引き寄せ」とかってこれよ、これ。
思い描いて、「その結果を得るためにどうしたらいいか」を、
全く考えてなかったら引き寄せなんて起こらない。
もちろん、思いもよらなかったルートから得たい結果がポンと出てくることもある。
それがなんで起こるかということについては、
私なりの答えがあるけど、また今度。
基本的には、引き寄せているように感じるだけで、
自分がそっちに進んでいるんだよー。
これに気付いてから、引き寄せという言葉に違和感。
まぁ、それはおいといて。
何が言いたいかっていうとね。
決めたことはちゃんとできるんだよーってこと。
なんでそれがしたいのか、しっかり掘るべし。
そして、ちゃんと決めるべし。