人の決断にあーだこーだ意見するのは、自分の価値観の押し付けでしかない。
最近、何人かの友人が、人生において大きな決断をしてる。
仕事辞める、会社たたむ、転職、
結婚、離婚、家買う、家売るなどなど。
「おめでとう」
「決断できてよかったね」
なんて、いつも言葉をかけるんだけども。
「おめでとう」って言えないとき、ある。
例えば。
以下、本当に例えね。
事実じゃない。
その1
一流企業にお勤めしてて、仕事を辞めると言っている。
会社に不満があるわけでもなく、
やりたいことがあるのでもなく、
次が決まってないのはもちろんのこと、
結婚もしてなくて、まーまーいい年の女性。
その2
無職の男性と結婚すると言っている。
「私が養う」と。
みたいな。
友達には幸せでいて欲しくて、
そのためには、最低限の生活は確保されているべきと思っているから、
収入がなくなるとか、
人の分まで稼がなくちゃいけないとか、
それって幸せじゃないことだって、
どっかで私思ってる。
だから、そんな人たちには、
「おめでとう」は言えないと思うし、
「本当にいいの?」ってきくと思う。
ふと思った。
みんなさ、なんで私に話してくれるかって言ったら、
応援して欲しかったり、背中を押して欲しかったりするからだよね。
なのに、もろもろの案件に対して、
1件だけ「おめでとう」が言えなくて。
「離婚した」って言われたら、
もれなく全力で「おめでとう♡」って言って、
相手を驚かせる私が。
言えない理由も相手に伝えたんだけど、
いろいろ考えたら、それってただただ私の価値観でしかなかった。
たとえどんなに給料が安い仕事だと、私が感じても、
彼がやりたいことなら、それでいい。
きっと、彼はお金以上に手に入れたいものがあるから。
たとえどんなに優良企業と、私が思ってても、
彼女がやめたいなら、それでいい。
きっと、彼女にとってはそうでないから。
たとえどんなクソ男だと、私が思っても、
彼女が一緒にいて幸せなら、それでいい。
きっと、彼女にとってかけがえのないパートナーだから。
たとえどんなに似合ってないと、私が感じても、
彼がそのヘアスタイルにしたいなら、それでいい。
きっと、私の好みでないだけだから。
みんなそれぞれ自分の価値観で生きてるんだよね。
私も。
自分のやりたいこと、進みたい道、応援してほしいよね。
誰だって。
そんなわけで。
自分の価値観はおいといて、
目の前の人がやりたいことを全力で応援する。
人の人生に口出しするほど、私えらくないし、
人の人生考える前に、自分の人生考えなくちゃね。